5月にパリで開催されるヨーロッパ透析移植学会に横浜南クリニック柴田院長の演題が採用されました。

5月にパリで開催されるヨーロッパ透析移植学会に横浜南クリニック柴田院長の演題が採用されました。

1演題は、通常の穿刺方法では穿刺の時にストレスマーカーが大幅に上昇します。
しかし、当院で施行しているボタンホール穿刺法を行うと穿刺時にストレスマーカーが全く上昇しないという世界初の知見です。穿刺法に関してはボタンホールが優れているという報告世界的にが相次いでおりますが、患者様のストレスに焦点を当てた考察はこれまで全くありませんでした。

もう1演題は、止血困難なときにこれまでの世界標準の止血剤だったカルトスタットと、キトサンを使用した新型の止血テープを比較した物で、これまでの世界標準薬を大幅に上回る確実性で止血できることを立証した物です。止血できずに圧迫止血しながら待たされている患者様のお役に立てれば嬉しい限りです。

両発表とも透析患者様にお役に立てる有用な研究だと考えています。
不在の間ご不便をおかけしますが宜しくお願い申しあげます。

平成24年3月30日(金)
横浜南クリニック院長 柴田和彦